イナシデス、神について、かく語りき

神は敵でもないし、味方でもない。つくづく、神である。 不運や不安について考えるということは、神について考えることと同じである。 神も自然も、金で説得出来ないし、暴力にも屈しないという意味で、人間より危険である。 人間の幸不幸は、神の躾なのかも知れない。 神は怒っている。人間が何でも意味付けして、得意が…