KJ's Books and Music
id:kojitaken
新田次郎『八甲田山死の彷徨』(1971)と伊藤薫『八甲田山 消された真実』(2018)を読む
偶然の機会によって、新田次郎(1912-1980)の長篇小説『八甲田山死の彷徨』(新潮社,1971)のハードカバー本を入手した。1977年3月の第41刷で、本に「6月全国東宝系一斉公開!」と銘打った帯が掛かっている。たいへんな評判をとった映画だったことは覚えているし、高校の教師も「見てきました」と授業を始める前に話題に…