ロボットは死を恐れるか?~『アイの物語』山本 弘氏(2009)

アイの物語 (角川文庫) AIあるいはロボットと人間の交流を描くSF短編集。詩音という名前の介護用ロボットが老人用リハビリ施設にやって来る“詩音が来た日”の中で、人間にとって死とは何か?ロボットにとって死という概念は存在するのか?ということをモチーフに話が展開する。(単行は2006年、文庫は2009年) 死を恐れるロ…