古代史を語る
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稲荷山古墳出土鉄剣銘文の問題点
銘文の概要 1968年、埼玉県にある稲荷山古墳前方部の発掘調査が行われ、発見された出土品の中にこの鉄剣はあった。刀身には錆と木製の鞘が膠着しており、当初は銘文が刻まれていることは知られなかった。1978年、出土品の錆が進んで、保存処理をするために、それらの鉄製品は元興寺文化財研究所に送られた。その処理の過程…