-069-村上春樹「東京奇譚集」

彼の短編はむつかしい。その雰囲気は好きだし、 濃くのあるストーリーは短編を読む楽しみを与え てくれるが、なぜその話かということがわからな い。それはなにを暗喩しているのかということを 考えると読めない。 そんなことは考えず私は読む。(420)