ピーター・キヴィ『音楽哲学入門』第9章 はじめに言葉ありき、しかして音楽ありき

第9章 はじめに言葉ありき、しかして音楽ありき この章では、言葉と音楽をめぐる問題をオペラと楽劇の歴史を通して検討する。 第1節ではオペラ以前の歴史を宗教改革との関連から記述し、第2節ではオペラの問題をその形成とともに述べ、第3節では音楽と言葉へのまなざしの変化を情動理論の変化とともに探り、第4節ではオペ…