シレーヌの日記8

私はシレーヌ。ロミオの命がもうすぐ終わる - 。 そう知った私は何も考えずロミオの家の中で 寝込んでいた。そのとき、聞こえてきたのはロミオの声。「シレーヌ!」ロミオが帰ってきた - 。 ロミオに名前を呼ばれたのは、あの台風の日以来。 ロミオが帰ってきたの - 。ロミオも私と同じく年齢を重ねていた。 でも何も変わ…