さかしま J・K・ユイスマンス

ウェルベックの服従の主人公がユイスマンスの研究者の設定で、それで気になって読んだ。1か月ぐらいかかった。 話の展開に重きが置かれておらず、主人公が部屋の中で音楽や本や香りや色などに関する趣味をひたすら披瀝していく本だった。いかにも退屈そうだが、意外とすらすらと読むことができた。1ページに3つぐらい読…