戦後70年の昨年 読んだ本②

山田風太郎『戦中派不戦日記』 元旦「日本の存亡この一年にかかる。」「祖国のために生き、祖国のために死なんのみ。」大晦日「日本は亡国として存在す。われもまたほとんど虚脱せる魂を抱きたるまま」「いまだすべてを信ぜず。」 東京の医大(≒軍医養成)学生だった著者が1945年(昭和20年)ほぼ毎日、見たモノ聞いたモノ…