映画「ブルックリン」レビュー

主人公エイリシュの、嬉しいときも悲しいときもまっすぐな眼差しが心に残る。 アイルランドの小さな町で1950年代前半、母親とは多少の確執がありながらも家族と平穏に暮らしていた内気ぎみのハイティーン娘エイリシュ。どんよりした「狭い世界」から脱しようと姉の後押しを受けニューヨークに渡り、デパートで働き始める。…