お勧め図書  太陽の神人 黒住宗忠  山田雅晴著 渾身の書       一部抜粋   冬至の太陽を拝して「天命直授」を得る

それは文化十一年十一月十一日、冬至の朝のことであった。 宗忠は早朝に床を離れお湯を浴びて体をきれいに清め、神職の衣冠をまとい、静かに日の出を待っていた。 家人をはじめ、親友の小野栄三郎も彼の後ろに座していた。やがて東方の空に、太陽はゆっくりと荘厳な姿をあらわした。 その日の朝の太陽の美さは格別で、宗忠…