歌壇と数字とジェンダー――または、「ニューウェーブには女性歌人はいない」のか?

※本記事は「短歌往来」二〇一八年十二月号に発表した評論です。発表時に傍点(﹅)をふっていた箇所については、アンダーラインで表現しています。 * 二〇一八年六月二日、名古屋・栄ビルにて『現代短歌シンポジウム ニューウェーブ30年「ニューウェーブは、何を企てたか」』が開催された。現在に至るまで強烈な影響を与…