青春の幻想を生きる(2) ―私のセルビア学―

【文/岸山 睦】 1984年に、セルビアでの約半年の留学から帰国した(※前回の記事はこちら)。短い滞在であったのに多くの人が心に残った。その後何年か学習塾、大学の非常勤などで英語を教え、1990年に運よく昭和女子大学の専任講師として招聘された。 夏になり、秋になり、そして冬になるとクリスマスカードが届き、そして…