富山大学、炎症性腸疾患に対する新規治療薬の可能性を発見
富山大学は、脂質キナーゼPI3K p85αを欠損した遺伝子改変マウスを用いて、腸管粘膜に存在する腸管マクロファージではインターロイキン-10(IL-10)の産生にPI3K p85αが抑制的に関与し、その結果、遺伝子改変マウスの腸管マクロファージではIL-10の産生が亢進し、炎症性腸疾患モデルマウスの病態が改善されることを明らかにし…