まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 森吉山の山おじ

昔、秋田の森吉山の沢に、力持ちの炭焼き弥三郎(やさぶろう)と妻子が暮らしていた。弥三郎が夜鍋仕事をしていたある夜のこと。怪しい足音が聞こえたかと思うと、岩のような大男が姿を現し、じっと家の中を覗いた。大男は、もじゃもじゃの髪に髭は胸