孤独、客観視、自己観察について

瀬戸内寂聴『孤独を生ききる』より 遁世の閑居の孤独に耐えかねた心情が歌になって昇華されてしまうとき、西行の孤独は既に客観化され、孤独から抜け出しているのです。 西行にとっては、仏道や自然以上に、歌が孤独を慰める何よりの友となっていたわけです。 出ましたね。客観視(見る(診る)神=【妄想】における他者)…