打倒されるどころか分裂し拡散した「神聖ローマ帝国的権威主義」

スイスの文化史学者ブルクハルトや共産主義者マルクスが望んでいたのは、あくまで「神聖ローマ帝国の打倒」であって「分裂による拡散」ではなかったという。 とどのつまり時代的制約から「アレキサンダー大王の偉業」とか「帝政ローマの栄光」からそれほど脱却した発想は出来なかったとも。 ブルクハルトが引き起こした「…