「事象の地平線としての絶対他者に対する拒絶・迎合・選別のサイクル」再考

1970年代以降、明確に意識される様になった「究極の自由主義は専制の徹底によってのみ達成される」ジレンマ。およびこれを契機に始まり今日にまで至る「事象の地平線としての絶対他者に対する拒絶・迎合・選別のサイクル」… しかし実はこうした諸概念、既に(国家間の競争が全てとなった)総力戦体制時代(1910年代後半〜1…