古本夜話266 京文社、音楽書出版、松永延造『夢を喰ふ人』

前回に続いて、もう一回音楽書について書いてみる。といって私が音楽や音楽書に通じているわけではない。たまたまこれも後述するアルスの音楽書のところでもふれているけれど、均一台で音楽書を拾っているうちに、円本時代以後、音楽書がかなり多く出されるようになり、出版物の一分野を確実に形成するに至っていたのでは…