古本夜話517 今岡十一郎『ツラン民族圏』と『ハンガリー語辞典(洪和)』

本連載514と515で、続けてマックス・ミュラーのアーリア人、セム人、トラニアン人の言語と民族分類、及び宗教の関係を既述しておいたが、日本人もまたそこに世界を代表する民族を見て、それらに日本人の出自、もしくは日本を重ねるという試行錯誤を繰り返す時代を迎えていく。そしてそれは大東亜戦争下の「大東亜神…