読書メモ「待賢門院璋子の生涯」の1

「待賢門院璋子」(たまこ、と読みます)と書いて、どのぐらいの人がピンとくるのかわかりませんが、「瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」という歌が百人一首にとられている崇徳院のお母さんです。 この「待賢門院璋子の生涯」は、その崇徳天皇の父親が、待賢門院の配偶者である鳥羽天皇ではなく、…