米兵犯罪、加害者は逃げ、米軍はケチり、防衛局は遅い。あげくに、被害を受けた側の国民が賠償金をたてかえる、それが日米地位協定だ

加害者は消えた。 米軍が出してきた補償額は146万円。 しかも「永久免責」を条件につけてきた。 日本の防衛局は、被害者が6年前に亡くなったにもかかわらず、いまだ「症状の固定確認」ができていないから審査中だ、などと言う。 まるで、みんながみんな 被害者家族があきらめ、泣き寝入りするのを待っているかのようだ。 …