トラックに轢かれて異世界に転生したら古典を読んでいたってしょうがないじゃないと言ったあの日の君に捧げる

0、はじめに(お気持ちなので読み飛ばしてもらっていいです) 学生の時分は哲学科(分析哲学というよりも哲学史を基本的に勉強していたマン)、しかもサークルでは頻繁に政治思想史の読書会とかしていたせいで、自分の中で「古典を読む」というのは当たり前のことだった。ところが最近、この行為がだいぶ異常みが深いこと…