50年前の価値観が変わっていない。

1970年、横浜で脳性麻痺の子どもを母親が将来を悲観して殺してしまうという事件がありました。当時、そういう事件がたびたびあり、そのたびにマスコミは「施設がないが故の悲劇」「かわいそうな親を救え」という論調でした。横浜の事件では、子育てに疲れ絶望的になった母親への同情が地元町内会などの減刑嘆願運動となっ…