燃える炭火が‥・🔥 (イザヤ書1)

空は見事に晴れ渡っていた。 気持ちの良い風に乗って、 かわいらしい小鳥のさえずりが聞こえてきた。 そんな窓際に立って、 イザヤは大きなため息をついた。 妻である女預言者は夫を横目で見て、 そっと、ため息をついた。 あらあら、移ってしまったわ。 胸の内でつぶやくと、 小さな笑窪が彼女の頬に出来た。 彼女はすぐ…