「死ねるんですか?」

今回も昔の思い出話で恐縮です。まだ、3等海尉(幹部海上自衛官の一番下の階級・海軍少尉)だった私は、とある部外のサークルに参加していました。ある日のサークル終了後、帰り支度をしていると、大学生と思しき青年が話しかけてきました。 「自衛官の方ですか?」 「そうだよ。ひょっとして自衛官を希望しているの?」 …