黒澤明の「生きる」

生きる 黒澤明 初めて黒澤映画をちゃんと観た。 タイトルは重いが、テンポ、雰囲気は意外に軽い、というかコメディに近い部分もある。 「生きる」ことは何かを主題に、人生の喜怒哀楽、美しさ、人間の滑稽さ、可笑しさが絶妙なバランスで表現されている。 主人公は市役所の市民課長。定年まであと数年というところ。 市民…