関西劇信5月

小劇場系とも言われる現代演劇の状況を東西で比較すると、関西は劇作家が劇団代表・演出も兼ねる例が多い。その分、劇作家主導で演出家の影が薄いと長らく言われてきた。ところが、そうした流れが少しずつ変わりつつある。劇作家・深津篤史(桃園会)が岸田國士の小品集の上演に取り組んだり、遊劇体のキタモトマサヤが泉…