夏の映画、邦画編「他の誰でもない、私(だけ)の記憶。」

夏の映画、邦画編を選んでいたら、90年代の作品ばかりになってしまったのには、理由がないわけではありません。90年代に10代だった私にとって、夏の映画は青春映画であって、「私だけの映画」でした。大衆娯楽である映画作品を「私だけのもの」と思えるのはティーンに特有の気分でしょう。それらの映画に描かれているのは…