万葉集の日記
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168.巻二・141、142:有馬皇子、自ら傷みて松が枝を結ぶ歌二首
万葉集の最初の挽歌です。犬養 孝氏の「わたしの萬葉集 上巻」の「26 椎の葉に盛る」を主に引用します。 下の本の図説も引用しました。 「今度は有馬皇子の悲劇の歌をいたしましょう。時は斉明天皇四(658)年、11月のことです。大変複雑な事件ですから簡単に申せませんが、一言でいえば中大兄皇子さんが孝徳天皇の遺児有…