447.巻五・815~846:梅花の歌三十二首あわせて序(六の一:序と二首)

序の前に、285の392番歌番に記載した「万葉時代の梅」を読んでみてください。 souenn32.hatenablog.jp では、序の訳文 「天平二年正月十三日、帥の老の邸宅に集まって、宴会をくりひろげた。 折しも、初春の佳き月で、気は清く澄みわたり風はやわらかにそよいでいる。 梅は佳人の鏡前の白粉(おしろい)のように咲いている…