悲しみを吐き出させてやることも葬儀屋の大事な仕事~子供を亡くした母親の憂い~

それはやけにサバサバとした喪主だった。 息子が亡くなったというのに、ご遺体を引取りに病院に伺った時から、涙一滴どころか悲しい素振りすら微塵も感じさせない。 案の定、葬儀などは一切挙げず、最短での火葬を希望した。