『カフカ・セレクションⅠ〜Ⅲ』/フランツ・カフカ

このジャンク寄せ集め短篇集を読むと、あらゆる物事に結末など必要ないような気になる。物語はもちろん、お笑いのオチも、様々な人生の節目も。「起承転結」とか誰が決めたんだよ、と言いたくなる。 そもそも世の中には、誰が決めたのだかわからないルールが多すぎる。どこの阿呆が思いつきで言いはじめた適当なルールかも…