岩波文庫の『ハムレット』に耽溺して、昭和8年の「築地のハムレット」をおもう。

月曜日の昼休みにふと思い立って、岩波文庫の『ハムレット』(野島秀勝訳)を買って、スターバックスのソファでさっそく読み始めたら、さっそく夢中。翌日から朝と昼、コーヒー片手にじっくりと噛みしめるように読みすすめる。こうして突如シェイクスピアに夢中になるときがある。シェイクスピアを読むたびにいつも頭に浮…