伊吹有喜『彼方の友へ』、宮内悠介「ディレイ・エフェクト」

今更だが直木賞芥川賞候補作を読んでいた。 (結局『火定』と『くちなし』は読まずじまいになりそうだ。) 期待して読んだ両作だったが、期待に応えてくれたのは『彼方の友へ』だけだった。 レビューをするときには☆5つで私の”好き”度も付記する。