戦乱収束でなく拡大長期化狙う米国 - 植草一秀の『知られざる真実』

「戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである」これは長崎医科大学で被爆して重傷を負いながら、医師として被災者の救護に奔走し、「原子病」に苦しみつつ「長崎の鐘」などの著書を通じて、原子爆弾の恐ろしさを広く伝えた永井隆博士の言葉(「花咲く丘」)。永井氏は1945年8月9日午前11時2分、米軍機から…