泡沫で儚い記憶
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【読書】 「わたしのグランパ」 筒井康隆著
SFじゃない、筒井康隆の第51回読売文学賞受賞作品。グランパとは祖父のこと。グランドパパから略してグランパ。生まれてからあったことの無い祖父が、刑務所から十数年ぶりに帰ってくる。家族は出所が近づき気が重くなる。孫の珠子だけが、興味津々で待っている。祖母は出所がわかるなり引っ越してしまう。 「なんてこった…