どこまでも優雅な、音楽で描いたフランス絵画。クープラン『クラヴサン曲集第2巻・第6オルドル』〝神秘的な障壁〟~ベルばら音楽(8)

フランソワ・クープラン(1668-1733) 貴族のサロンに響いたクープランの音楽 フランソワ・クープラン(1668-1733)は王家の子女たちの音楽教育にも携わりましたが、その中心となった楽器はクラヴサンでした。 フランス語の〝クラヴサン〟は、イタリア語でいうチェンバロ、英語でいうハープシコードのことです。 今も親し…