家の記憶 - 作品|大地の芸術祭

塩田千春, 家の記憶, 作家はベルリンに在住する。越後妻有には2週間の間滞在し、黒い毛糸を空家の1階から天井裏まで縦横無尽に張り巡らせた。編み込まれているのは、地元の人たちから集めた「いらないけれども捨てられないもの」。家具、衣類、書籍、空家に染みこんだ記憶を紡ぎながら、丁寧に糸で編んでいった。「集落の…