コトバ  -泣かないと決めた日-

彼がいない 悪い夢なら早く覚めてほしいと 何度も思ったけれど 彼がいない あぁ 現実なんだ 夜は眠れなくて 彼の事を考えては 1人で泣き彼にお線香をあげては 1人で泣き車の運転をしながら 1人で泣いた あの子は 彼の告別式以来泣いていない 何も食べられなくなった私に 無理矢理ご飯を食べさせ 手伝える事は何かないかと…