ごく普通のアラサーOLが、ウシガエル釣りに挑戦した話〜前編〜

ある夏の朝、私は駅のロータリーで呆然と立ち尽くしていた。 友人との待ち合わせから30分も過ぎ、しびれを切らして鳴らした私の電話で、彼は起きたというのだ。 夏の朝は早い。 Tシャツの下で汗がスーッと滴り落ちるのを感じた。 なーんて、三文小説風に書き出して見ましたが、大学時代は下手くそな小説を書き殴って文学…