風と砂山の記憶 〜エピローグ・閉校〜

あの角を曲がったら、学校があるはず。 と思ったら、殺伐とした野原が広がっている。 鉛色の空から斜めに突き刺さるようにみぞれが叩きつけている。 道を間違えただろうか、と思った矢先に 視界の右端に風変わりな円形のくすんだオレンジの建物が見えた。 その建物が、これから赴任する学校だと気づき、何とも暗い気持ちに…