風と砂山の記憶1 海辺の小さな学校でのこと〜

今日は昔話です。 昭和の終わりから平成の初めくらいにいた、海辺の小さな学校の話です。 30年も前なのに、初めてその学校に行った日のことを今でも、やけに鮮明に覚えています。 3月末だというのにまだ深い雪の中。 石狩川の河口に向かって国道を抜け、行けども行けどもたどり着きません。 これ以上行ったらもうその先…