森林環境税で問われる地方自治

年末になってにわかに話題として浮上した森林環境税。国会でも厳しい議論になるだろうが、ツッコミどころが満載である。 そもそも森林環境税の議論は森林吸収源対策に端を発する。これは京都議定書に源流があって、要はCOP21に向けた2020年以降の温室効果ガス削減目標の設定を視野に入れている。2015年12月に発表された自…