4つのしまりのない鎮魂曲 1/2

1 それは特別な夜ではあったが、家全体を覆う奇妙な沈黙以外は普段と変わったところはない、平凡な夜でもあった。 私は、プロバイダから届いたVDSLモデルを電話線につないだりして、インターネットの設定を終えたところだった。 振り返ると母が所在無げにリビングテーブルに座って茶を飲んでいる。その視線の先には、父の…