欧州中銀の苦悩示す緩和縮小 - 日本経済新聞

欧州中央銀行(ECB)が物価上昇を促すために進める量的金融緩和の規模を縮小する。2017年4月から単一通貨ユーロを導入する19カ国の国債などの購入規模を、月間600億ユーロと今より200億ユーロ減らす。量的緩和の終了は17年12月末まで9カ月延ばす。ドラギ総裁は緩和縮小について「ユーロ圏がデフレに陥るリスクが大幅に消え…