欧州のポピュリズムに懸念が消えない - 日本経済新聞

反イスラムや反欧州連合(EU)などの排外的な主張がどれだけ支持を広げるか、欧州政治の流れを左右する国政選挙が今年は相次ぐ。その第1弾となった先週のオランダ下院選挙では、極右の自由党が予想外に勢いを欠く結果となった。極右勢力が躍進すれば、影響は4~5月のフランス大統領選挙に及んだり、EUの不安定化につながっ…