安保法制整備にはなお宿題が山積みだ - 日本経済新聞
ひとまず輪郭は描けたが、完成品ができるまでには、なお多くの宿題がある。自民、公明両党が合意した新たな安全保障法制の骨格をひとことで表現すれば、こんな評価になるだろう。集団的自衛権を行使できるようにする。危機が起きたとき、自衛隊が米国などに提供できる後方支援の幅を広げる。国連平和維持活動(PKO)などへ…