本音の安保論議で理解深める努力を - 日本経済新聞

今国会最大の対決法案である安全保障関連法案が衆院を通過した。野党が本会議での採決を退席、自民、公明両党などによる可決となった。与野党で折りあうのが難しい内容だとしても、国家の基本である政策をめぐり対立が先鋭化するのは不幸なことである。特別委員会での法案審議は116時間に達し、採決の時機が迫っていた。委…