生産性向上で最低賃金上げを - 日本経済新聞

政府は「一億総活躍社会」に向けた対策のなかで、働けば少なくともこれだけはもらえるという最低賃金を毎年3%程度引き上げ、全国平均で1時間あたり1000円をめざす方針を打ち出した。最低賃金の上昇は働く人の意欲を引き出し、企業に生産性の向上を促す効果がある。日本の最低賃金は全国平均で今年度798円と、ほかの先進諸…